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ゲームと若者ことば

リベラルアーツ検定のサイトで、連載(計6回)を書かせて頂いていたのですが、一昨日、最終回「ゲームと若者ことば」がアップされました。

http://www.la-kentei.com/kotoba_special/

 

「住み、どこ?」のように、動詞の連用形が自立する

そういえば、昨年、こんなコラムを書いたのでした。

 

コラム : 住みはどこ?推しは誰?~自立する言葉たち~

 

ことばは、需要が高まると生まれる、、、というか自立します。

最近では、「映(ば)え」が有名でしょうか。「インスタ映え」といいう言葉が先に生まれ、そこから「映え」だけが自立したわけですが、面白いことに「はえ」ではなく「ばえ」と濁っているんですよね。「映(は)える」という動詞はもともと存在するので、それが連用形にはれば「はえ」と発音されるところですが、濁音で「ばえ」のまま名詞化したのは、「インスタ映え」という複合語で連濁した状態のまま「映え」が自立語化したからです。

似たような現象としては、「バテる」などもあるでしょうか。「夏バテ」などの「ばて」は、「疲れ果てる」という複合語の「果てる」に由来すると言われています。しかし、「果てる」ではなく「バテる」と濁った発音をするということは、「果てる」という動詞がいったん「夏バテ」のように連濁する複合語をいったん経由して、そこから後項の「バテ」がまた動詞化して「バテる」になったと考えられます。

連濁した後項部分が、濁音のまま自立語化するのって、なんか面白いですよね。複合語であった頃の「名残り」が、まるで化石のように残っている。

そういえば、「名残り」も、「~ごり」の部分が連濁で濁音になっていますね。もともとは「波の残り」というのが語源で、「名」は当て字なのだとか。「なごりが化石のように残っている」なんて言ったら「重言」になっちゃうのかな(笑)

 

<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">若者は「住み、どこ?」のように「住み」を単独で名詞として使うけど、その意味は「住むこと」という行為ではなく「住んでいる場所」なので、メトニミー的な意味の特殊化が起こっています。一見、「優しい日本語」のようですが、外国人には意外に難しいかも。 <a href="https://t.co/RoMIwh1pag">https://t.co/RoMIwh1pag</a></p>&mdash; 尾谷昌則 (@masanori_odani) <a href="https://twitter.com/masanori_odani/status/1322317940453072897?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

 

新しいノートPC

先日、懸賞でASUSのExpertBook B9というノートパソコンが当たりました。コロナで在宅ワークが増えたので、14インチと広い画面のパソコンはとてもありがたい。

スペックもかなり良いやつです。PCIeのSSDが爆速で、しかもCPUがi7モデルだから、動作はキビキビ。トータルのベンチマークも、私が数年前に最上位CPUで組んだデスクトップPCに肉薄しています。

 

 

オンライン授業のためのマイクを購入

4月末からオンライン授業が続いておりますが、秋学期以降も100人以上の講義はオンライン講義(というかオンデマンド型の授業配信?)を継続することになりそうです。というわけで、撮影環境を整えるべく、マイクを購入しました。こう見えても、高校生の時は放送部だったので、血が騒ぎます。

 

 

マイク
マイク posted by (C)odani@hosei

第3回法政大学日本語スピーチコンテスト決勝大会inベトナム

11月26日(土)に、第3回法政大学日本語スピーチコンテストinベトナムの決勝大会がハノイで開催され、私も審査員として参加しました。

今年は、高校生部門を新たに設けたおかげで、ベトナム全土から100名以上の方に参加して頂きました。今日は、その中から書類審査と二次予選を勝ち抜いた17名が決勝の舞台に。高校生部門では、なんと高校1年生(3ヶ月前まで中学生!)も1人いたのですが、彼女は中学生の頃から日本語を勉強しており(必修科目の英語も勿論やっている)、さらには中国語も勉強中とのこと。YouTubeでいろんなアニメを見て学習しているとのだそうです。うーん、私が15歳の頃って……(汗)

先週末は、ホントは日本言語学会@立命館大学での大会実行委員としてのお役目もあったのですが、校務優先ということで、こちらに来ました。しかし、校務といっても、ワタシ今年はサバティカルなんですけどねぇ......。高校当への出張講義は4回行ったし、大学院のゼミだけは毎週やってるし(他ゼミ院生の受講者もいる)、ベトナム出張も2回行ったし、そのための委員会もやり、大学院の講演会の企画・運営も、、、、(笑)

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20171126_2 posted by (C)odani@hosei

修士一年生による論文構想発表会

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修士一年生による論文構想発表会が無事終了。
まだ一年生だから余裕ある……って思ってたら大間違いだからね!
いつか壁にぶち当たるんだからねっ!
同じこと言ってる論文が見つかるんだからねっ!

学校で習う文法がつまらない理由

17日(木)に、横須賀の高校へ出張講義に行きました。

講義テーマは、「学校で習う文法がつまらない理由」だったのですが、別に高校の先生にケンカを売りに行ったわけではありません(笑) あくまでも、文法教育について考えるという主旨で、結論としては、「時間をかけずに、暗記モノとしてさらっと通り過ぎちゃうから、面白さが十分に伝わらないのだ」というものでした。

講義は、和やかに終了。国語の先生が5人も聴きに来てくださったのは想定外だったのですが、皆さん生徒と一緒に何度か頷いていらしたので、内心ホッとしました(笑)

放課後講座だったので、終わったのは18:30。おかげで、駅前のイルミネーションを楽しむことができました。そういえば、講義をしたセミナー室からは、戦艦三笠の煙突も見えました。

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日本語学会@金沢大学

週末は日本語学会@金沢大学へ行ってきました。
一番のお目当ては、日曜午後のシンポジウム「ルールを逸脱した表現の産出と許容」です。
田中先生のお話が特に面白く、大変勉強になりました。

せっかく金沢に来たのに観光しないのはもったいないので、日曜の朝7時から金沢城をくまなく散策。天守閣はないけど、あれほど大きくて見事な城は、さすが前田百万石。朝7時だったので、誰もいなくて、ぼほ貸し切り状態で満喫できました(笑)

で、タクシー飛ばして日本語学会@金沢大学角間キャンパスに9時半に到着。修士2年のとき、中村芳久先生のゼミに参加するため、富山からここまで毎週通ってたので、とっても懐かしい! しかし、相変わらず広かった。迷子の高校生に2回も道を聞かれましたが、ゴメンナサイ、私もさっぱり分かりませんでした。(笑)

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浜松の高校へ出張講義

浜松(静岡)の高校へ出張講義に行ってきました。テーマは「外国人から見た日本語の特徴」というもので、私に舞い込んでくる出張講義依頼の半分以上がこのテーマを選択されます。英語の話も少しするので、そういう点が高校の先生方にウケるのかな、、、。

ベトナムから帰国した翌日だったこともあり、ちょっと疲れてはいましたが、特別講義が放課後だったので、なんとか元気に喋ることができました。

というわけで、昼に時間がたっぷりあったので、浜松城を見てきました。また、この日は浜松にそのまま宿泊し、翌日は掛川城、駿府城と駆け足で見て回ってから東京へ戻りました。

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法政大学日本語スピーチコンテストinベトナム(二次予選)

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11月4日は、法政大学日本語スピーチコンテストinベトナムの二次予選(ハノイ会場)で審査員のお仕事をしてきました。昨年にくらべて、出場者の日本語レベルが飛躍的にアップしていて、とても驚きました。これは決勝が楽しみです。

現地では、田中マスターお勧めの「焼き鳥屋さん」に連れていってもらいました。とっても美味! そして肉が全てデカい! 串も長い! 鶏足でアッカンベーができました。

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35th銀河英雄伝説 ~The Art Exhibition~

大学の帰りに、一人で『35th銀河英雄伝説 ~The Art Exhibition~』を見てきました。戦艦のデザイン案(ボツ案)などの原画が展示してあったのですが、ブリュンヒルトのB4デザイン画と、バルバロッサのボツ画が特に良かった。戦艦のミニフィギュアも最高! 子供の頃、宇宙戦艦ヤマトの100円プラモをよく買ってましたが、それにそっくり(笑) このコーナーは撮影可だったので、バチバチ写真撮ってきました。

それにしても、残念だったのは、一番買いたかったトートバッグが売り切れていたこと。入場料を払っているのに、サービスの一部が受けられないってことですよね。入荷してから買いに行くにも、また入場料を払わなければならないって、、、、哀しすぎます。

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「国民から不信を招いた」???

2種類の目的語

某学会の某委員会のため、京都に来ました。

地下鉄烏丸線の松ヶ崎駅にて、以下のような看板を発見。
「技術力が不可能を切り拓く」って、面白い表現ですね。

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「切り拓く」という動詞(動作)の対象って、普通は何なのでしょうね。

よく、広告などで「明日を切り拓く」という表現を見るように思うのですが、これって、「明日」という対象を「切る」わけではないのですよね。切り拓いた結果、明日が見えてくるわけですから、切られる(切り拓かれる)対象というのは、おそらくは「今日」なのですよね。そうすると、目的語の「明日」は、動作の結果として作られるものですから、言語学では「結果の目的語」と言われます。「カレーを作る」や「穴を開ける」などもそうです。

しかし、「不可能」というのは、切り拓いた結果に生まれる(もしくは、見えてくる)ものではありません。おそらくは、不可能を切って開くことによって、そこに「可能」が見えてくる、、、ということを言いたかったのでしょう。このように、ある動作の対象になっているものは、「対象の目的語」ということになりますが、「目的語」といえば普通はこっちを指すのが普通なので、上記の看板にある表現は、珍しくない表現ということになります。

しかし、「切り拓く」という動詞に限って言えば、動作の対象(=切られるもの)よりは、動作の後に生じるもの(=切り拓いた先に見えてくるもの)が目的語になることが多いように思います。そこをあえて逆手にとっているという点において、上記の表現は面白く感じるのでしょうね。

「クリロナ」って何の略語でしょう?

認知言語学会@大阪大学

認知言語学会@大阪大学に来ています。
今年も大会実行委員としてのオシゴトがありますので、落ち着いて研究発表を聞くことができません。
し、か、も、台風が接近しているということで、明日(2日目)のシンポジウムが中止にならないか心配。

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